2008年11月30日日曜日

ひとそれぞれ

おやこくさい交流を色々な人に紹介する経験を通して、
最近つくづく感じることは…

  親子関係って人それぞれだなー

育った環境、社会の環境、親のbackground…
たくさんの要素が混ざっていて、色々な親子関係がある。

私が進めているおやこくさい交流が他の親子にも当てはまる、
ということは少ないかもしれません。

だからこそ、おやこくさい交流を通して伝えたいこと、
広めていきたいことは、

自分-親子の問題の見方、問題構造の捉え方。
自分自身の価値観・意識のふり返り方。

それに対して、自分がとるべきアクションやアプローチを
どのように設計し、自分なりに工夫していくのか。

こんな、枠組み・方法などを伝えたいな、と思っています。

なんか頭でっかちなことを書いちゃって、
おやこくさい交流でどれくらい伝えられるか分かりませんが、
頑張ります★

Thankyou!

最近、おやこくさい交流を紹介する機会がいくつかありました!
ありがたいコメントをたくさんいただいて…参考にさせていただきます!

フィードバックを一部紹介します^^

○ 僕は今コーヒーの勉強をやっているので、
  もし親子間のコミュニケーションツールとして使えそうなら、声をかけてください。
  →たしかにちょっとした工夫でリラックスした雰囲気や場作りって大事だよね!

○ お母さんから、お父さんの人柄とか考え方とか聞いてみて、
  お父さんと会話するときの参考にしてみては?!
  →確かに、実は自分だけではどうしても見えない点ってたくさんありますよね!

○ Sharingといって、3分間テーマを決めて一方的に、
  思いのたけを話し続ける、というものがあるよ!
  →お父さんが延々と話し続ける、というのも問題の一つだったので、
   お互いが話す時間を決める、って方法おもしろい!!

○ 「ザ・シークレット」という本を読んで!
  →読みます!

○ 「Yes, andで、すべてはうまくいく!」という本をさりげなく本でもらう
  →トイレって以外と読んでくれる場だと思うので、ちょっと挑戦…!

○ 押してだめなら引いてみる
  →私はいつも引いているので、たまには押してみるのもいいかも★

○ 『鏡の法則』を読んでみて!

  →さっそく読みました!今、お母さんが読んでいます♪

みんなのコメント、本当にありがたいです!
このブログを読んで、「私こんなこと知っている!経験した!」などなど
あれば、ぜひぜひ教えてください^^

父と話せば

最初の一歩として挑んだ久々の父との【真面目な会話】
その全貌が明らかに…!笑

↓この一連の流れ、色々な問題点があるなーと思いました。
お互い、もっと良くできる点がたくさんあるのに、、、といった状況です。

あなたの親子げんかの会話と似ているところ、ありますか…?

【父との真面目な会話】

私が話す
  ↓  
父がNo, Butをする(最初の時点で娘を否定
  ↓
私:反発して話を聞かない
  ↓
父:娘の聞く態度が悪いため さらにアツく語る
  ↓  
私:時々、父の話に反論する
  ↓
父:私の反論を一撃(相手が語る機会がない
  ↓
みら:父の長い話にうんざりする
  ↓
みら:『もう分かったから!』 (逃げる。臭いものに蓋。)
  ↓
お互いイライラ、不完全燃焼のまま会話が終了


私が問題だな、改善したいな、と思った点を赤くしてみました。
ここで私が気づいたことは…

とりあえず、ものすっごくネガティブな会話ですね…笑
他には、

対話ではなく、議論になっている
○相手の意見を受け入れる姿勢がない
○素直に語れる環境雰囲気でない
○自分の考え方や伝え方の「方法」がよくない

別に誰かが悪い、というより、
ただコミュニケーション方法の問題だと思います。

だから、上手い具合にコミュニケーションをポジティブなものにできないかな…?!
ということを次のステップにしていきます♪


First Step♪


おやこくさい交流の最初のアクション!

ということで、まずは【問題を把握】してみました^^


=問題を把握

 …そもそも、どうしてお父さんと真面目な話ができないんだろう?

 別にお父さんとめっちゃ仲が悪いわけではないんです。
 いつもは普通に会話をしています。

 けれど、真面目な話(就職活動、将来、大学)になると、
 どうしてもケンカをしてしまう。

 どうしてだろう?どこに問題があるんだろう?

そこで!問題を探るべく…

お父さんが真面目な話を切り出し始めると、
いつものように逃げ出さず、ちゃんと話してみました(笑

ただそれだけのことなんですけど、
ケンカの原因を探るには、やっぱりいつもの様子を観察すべきですよね。

案の定、ケンカモードへと進んでいく会話(笑
それをふり返ってみると、私たちの会話にはかなりの問題点が…!

2008年11月15日土曜日

もし親子関係が変われば・・・

そもそもこのマイプロは、
私の小さな問題意識から始まったプロジェクトです。

 でも、親子の対話が上手くいかないのって…
 私だけじゃないのかも…?

実際、身近な友人にも
親子の対話がうまくいかなかったり、
だからこそ家族の雰囲気も悪くなってしまったり…

ということを聞くんです。

あくまで自分の主観ですけど、
親子関係って社会のかなり根幹となる部分で、
ここがうまくいかないと、他の場面にも影響するのではないかと。

親とケンカすると、そのイライラをつい他の人にぶつけたり、
逆にイラついた気持ちを忘れるために
本当はしようと思ってないことをしてしまったり。

だからこそ、親子関係や対話を前向きにすることって
すんごく大事なことなのかもしれません。

My Theoryは・・・

親子関係が変われば、家族が変わる。
家族が変われば、社会も変わる。

でっかいことを言い切っちゃってるかもしれないけれど、
本当にそうなのかもしれません。

だからこそ、おやこくさい交流は、
最初は個人的な問題意識で始まったことだけど、
もっと多くの人にも広げたいなと思ってるんです。

自分だけの問題じゃない、
という気持ちでおやこくさい交流を頑張っていきます♪

就活生

こんにちは、前回の日記の続きです!

今回は、マイプロのWhy?の部分です。

 どうして、
 【目指すは家族平和! ~おやこくさい交流】
 をしようと思ったの?

それは【私の想い×私の問題意識】があるからなんです。


★私の想い

これまでの日記にも書きましたが、
私は高校、大学と国際交流に携わってきました。

高校ではフィリピンの高校生と、大学では韓国の大学生と。

今まで知識ベースでしか知らなかった人と交流することで、
知りえなかった相手のリアリティに出会ってきました。

そこから学んだことは、
 ○accepting and respecting each other
 ○【思いやり】を伝える、をはぐくむ、に共感する
ということ。

これらを実践することで、
自分の創りたい未来(Vision)である、

 【対立のない世界】
 【分か合いや分か合いに溢れている世界】

が実現されると思っているからです。
だからこそ、私も実生活で実践していきたいんです。

それに対して、
自分の普段の生活にも別のリアリティがあるんです。


★私の問題意識

今まで国際交流漬けの私でしたが、
実は今まさに、就職活動が始まったんです。

そうすると、この時期になると大抵の親は、

『で、お前、(将来/就職は)どうするんだ?』

って聞くと思うんです。
(逆に何を聞かない親もいると思うけれど)
私もまさにそれなんです。

父に聞かれると、私はいつも逃げます。

国際交流で色々学んで、
えらそうなことを言っているくせに、
お父さんと真面目な話がなかなかできないんです。

ほとんどの場合、
意見のぶつかり合いでケンカになります。
すっきり話し合いがでいたことってほどんどないんです。

ケンカしたあとは、お互いモヤモヤ・イライラ。
だから、毎回そうなることを見越して、
大事な話になる気がしたら遠まわしに逃げます。

就職活動のために自分をふり返りつつ、
こんなことに気づいたんです。

でも、ケンカするけれどやっぱりお父さんのことは大事で、
できれば私のこと分かってほしい。
お父さんのことも分かりたい。

一番身近で大切な人と分かり合えないまま、
社会人になって、離れ離れになって。
このままでいいの?

いや、いかん!
世界の対立がなくなることが私の夢なのに、
家族内で対立していてどうするんや!!!

まずは、家族。親子。
家族が分かり合えるようにしよう。

そんな想いと問題意識のもと、
私はこのプロジェクトをはじめました。

おやこくさい交流

久しぶりの投稿です!
三日坊主にならずにすんだ★
かと思いきや、五日坊主でした…笑

このブログ、マイプロ活動について書いていくはずなのに、
自分のバックグランドや想いを書いているだけで、
肝心なマイプロの中身はなんなんや!

大事なことについて書いていませんでした。。
ということで!
今日は私が今取り組んでいるプロジェクトについて書きます♪

その名も…

【目指すは家族平和! ~おやこくさい交流】

というものです^^
決して感動的で”クサい交流”ではないです。

この活動内容を一言で説明すると…

【国際交流で身につけたノウハウやWorkshopの手法をいかして、
親子(私と父親)がお互いのことを尊重し、
前向きな対話ができるようにする】

つまり、【親子×国際交流】→【おやこくさい交流】なんです♪

Whyおやこくさい交流?
それは・・・次回の日記で!笑

2008年10月6日月曜日

Accepting

今日もフィリピンのエピソードについて紹介します^^

フィリピンの高校生との交流プログラムには、
一緒に歴史的な遺跡に行くものがありました。

16世紀にスペイン人によって建てられた城塞都市「イントラムロス」
の端に位置している「サンチアゴ要塞」というところです。

そこはかつてWWⅡの際、日本軍が占領したところで、
多くのフィリピン人が日本軍に虐殺された場所でもあるそうです。

他にもフィリピン人にとっての英雄である「ホセ・リサール」の記念館もあり、
私たちは両方に足を運びました。


 ―戦争加害国と戦争被害国の若者が、歴史的現場をともに歩く

どんな姿勢で、どんな態度で向き合えればいいのか複雑でしたが、
フィリピンの友人たちは、「日本人」である私たちを攻めることもなく、
素直に歴史的現場の説明をしてくれました。

だから、私たちも素直に事実を受け入れました。

今まで全く知らなかったフィリピンでの虐殺。
教科書で勉強していたとしても、薄い記憶でしかなかったかもしれません。

だからこそ、実際に現場に行き、
当事者として「リアル」を感じたことが何よりも印象的でした。


また、足場の悪い遺跡を炎天下で見学したのですが、
フィリピンの友人たちはそれを察して、
遺跡の階段を降りるときに手をとってくれたり、
どこからともなく冷たいココナッツジュースを買ってきてくれたり、

彼らの思いやりのある行動一つ一つが心に残っています。
前回も【尊敬】について書きましたが、
ここでも、彼らの行動や振る舞いから、
彼らに対する【感謝】と【尊敬】の気持ちが生まれました。


国際交流では、文化紹介、ディスカッションといったプログラムをすることではなく、

言葉遣い、振る舞い、行動で表す【思いやり】などの【姿勢】を、
【伝える】こと、【育成する】こと、【共感する】こと。

そしてaccepting and respecting each otherが大事であり、
国際交流の本質的な部分なのだということを、
フィリピンでの経験を通して学んだんです。

もっと若者がお互いの【本質的な部分】を共有できて、
つながりあえるような国際交流を創りたい!

こんな思いが、大学生である今の私の想いやビジョンにつながっています♪

2008年10月5日日曜日

Respect

今日は前回の続きとして、
私の「つながり」経験を共有します♪


高校二年生のとき、国際交流事業でフィリピンを訪問しました。
みなさん、『フィリピン』というと何を思い浮かべますか?

 バナナ、貧困、看護婦…

私もはじめは『バナナ』でした。
でも今、もう一度聞かれたらこう答えます。

 温かい、笑顔、寛容、オープン、A.G.、Marc、Myra、Nur、Bryan…

今では、自分の目で見たこと、感じたこと、
そして個人の顔が思い浮かんできます。

『フィリピン』と聞いて、
想いを馳せられる友人がたくさんいます。

彼らと出会い、絆を築き、今でもつながりを感じているからです。
そんな絆が深まったepisode.

★寛容であること

フィリピン人の多くは敬虔なキリスト教徒なんです。
私のホーススティ先にもイエス・キリストの肖像画があったり、
ホストマザーは教会の前を通る度にお祈りをしたり。

彼らにとって、宗教は「日常」であって、人生の一部でもあるんです。
宗教を信仰することは、ごく普通で当たり前のこと。

そんな彼らにとって、無宗教であることは意外で、
(おそらく)なかなか理解しがたいことだと思います。

ところが、私がフィリピンの友人たちに
「あなたは何教なの?」を聞かれたとき、
「無宗教だよ」と答えると、全員が驚きました。

けれど、私が無宗教であることを受け入れてくれました。

自分にとって当たり前であることを受け入れることって、
なかなか難しいですよね。

なのに、友人たちは受け入れてくれました。
そんな彼らの態度を私は尊敬しました。

「尊敬」というものが、彼らの絆を深めた要素の一つでもあるんです。

「理解」を一歩先にいった「尊敬」。
そんなことを経験できる国際交流って素敵ですね♪

2008年9月30日火曜日

Future Vision

Autum has come in the wind.
木々の葉はまだ色づいていないけれど、
なんだか風がcrispで、寂しげな匂いがする感覚。
そんなとき秋を実感します^^

この前、とっても素敵な文章と出会いました。

『私たちは、変えようとしている世界の外に立っているのではない。
世界が変われば私たちも変わり、私たちが変われば世界も変わる。』

『世界をどう考え、どう理解するかが、私たちの行動を規定する。』

                            GETTING TO MAYBE
                           How the World is changed

                              フランシス・ウェストリー
                             ブレンダ・ツィンマーマン
                              マイケル・クインパットン
                                   エリック・ヤング

この本では違った文脈で語られていたんですが、
自分の思い描いている未来になんとなく共通していたんです。

 『対立ではなく、分かち合いに溢れている世界』

これが私の描きたい未来。

戦争や抑圧といった【目に見える対立】から、
環境破壊や格差といった【目に見えない対立】まで、
たくさんの形の対立があります。

その中でも私が最も関心を持っているのは、
【無関心】という対立です。

誰かが困っていたり、苦しんでいたり、
または自分の行動が他者にマイナスの影響を与えているとき、
『関係ないじゃん』と思うと、

その瞬間、相手と築けたはずのわずかな関係性が消えて、
他者に対する問題に対する思考/行動が停止してしまうと思います。

それは私たちが悪い、ということではなく、
他者との関係性がないために、
なかなか共感したり、アクションを起こせないんだと思うんです。

そんな【無関心】を【ほっとけない】に変えるものが、
人と人の【つながり】なのではないか。

相手のことがほっとけない。
知っている人、大切な人、何かを分かち合った人だったら、
「関係ないじゃん」なんて言えないですよね。

つまり、【つながり】を持つということは、
相手に何かあったときにおける【アクションの仕方】が変わってくる。
行動が変われば、結果も変わる。

だから、もし、

もし、たくさんの人が、異なる背景や集団の人とつながりをもてたら、
そのときは、「関係ないじゃん」が減り、人の行動が変化する。

その、たくさんの人の行動が変化すれば、世界も変わる。
つながりのパワーって計り知れないです。


次回は私の「つながり」経験を共有します♪

See You!

2008年9月28日日曜日

What is "My Project"?

안녕~♪
韓国語でのラフなあいさつです^^


さてさて、前回の投稿では、

『マイプロの軌跡について書く』

といいましたが…
そもそも、マイプロとはなんぞや?
今日はマイプロについて簡単に説明します!


 ★マイプロ=正式にはマイ・プロジェクト★

  『私』の生活やフィールドで、出会ってしまった、リアリティ。
  そこで持った問題意識や想い。
  
  その問題をプラスへと変化を起こすため、
  また想いを実現させるため、

  『私』の現場で動いていくこと。
  
  自分の『描きたい未来』(=Vision)に向かって、
  自分なりのやり方で一歩ずつ進むこと。

  転んで、立ち上がって、また転んで。
  そうやって少しずつ成長しながら、
  自分の出会ってしまったリアリティを受け止めて、
  変化を起こせる人になっていく。


これが、私なりのマイプロの認識です♪
すごく曖昧ですけど、
これから少しずつ説明していきます。
いの研のみなさん、良かったらアドバイスください^^)

私も「マイプロとは?」、「私のリアリティって何?」と、
マイプロを進めつつ、日々、自分に問い、考えています。

また、いの研では、マイプロのOutcomeとして、
 
 ○他の人に場をつくれる大人になること
 ○自分が自分の人生をプロデュースすること

こんなことも込められているんです☆


今日はここまで^^
読んでくださって、ありがとうございます!

P.S. 『マイプロ、ここが分からないよ!』など、
    シェアしていただけたら、とっても嬉しいです♪

2008年9月27日土曜日

First Blog


はじめまして♪

いの研の活動日記、マイプロの軌跡をまとめるブログです!
よろしくおねがいします^^


Hi!

This is a blog to write down about my activities at Ino-Lab,
and also share about my "My Project".

Thanks for checking out my blog...!